阪神・岡田監督 勝利の鉄則守り延長1-0辛勝「向こうも無死二塁あったけどな」

 中日に勝利しナインとタッチする岡田監督(中央右)=撮影・山口登
 11回、近本の先制打で生還した植田を笑顔で迎える岡田監督(中央)
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 「中日0-1阪神」(15日、バンテリンドーム)

 勝負の鉄則を守り、阪神が1-0の辛勝だ。岡田彰布監督(66)は「こういうゲーム展開はやるべきこときっちりやった方が点が入るよ。向こうも無死二塁あったけどな。ランナー送れんかったから、結局はそこやろなあ。展開的にな」とポイントを挙げた。

 0-0で迎えた延長十一回無死二塁。中野はバントファウルの後、ヒッティングに切り替え二ゴロで好機を拡大。近本の決勝打を呼び込んだ。

 投手陣も踏ん張った。大竹が7回無失点と快投した後、中継ぎ4人も無失点リレー。この日合流した桐敷については「明日は入れる。そんなに慌ててなあ。いきなり厳しいところはしんどいと思ったから」と16日からのベンチ入りを明言した。

 懸案の「3番問題」は解決に向かい、強固なブルペン陣も戻ってきた。前夜のショックを振り払う、大きな白星だ。

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