阪神・佐藤輝 届けた24本塁打分の支援 小児がん患者のためNPO法人に寄付していた

 病に向き合う子どもたちを本塁打で応援する佐藤輝
 病に向き合う子どもたちを本塁打で応援する佐藤輝
2枚

 阪神・佐藤輝明内野手(24)が今季本塁打数24本にちなんだ金額を、小児がん患者を支援する認定NPO法人「ゴールドリボン・ネットワーク」に寄付していたことが6日、分かった。同法人が公式サイトで発表。金額の詳細は非公表ながら、「ヒーローのような佐藤選手が応援してくださっていることは大きな勇気と力になります」として、佐藤輝には感謝状が贈られた。

 リーグ制覇が決まった9月14日・巨人戦での劇的2ランなど、Vシーズンに24本のアーチをかけた佐藤輝。その回数だけ、全国の虎党を熱狂させただけでなく、病と向き合う子どもたちの背中を押していた。同法人によると、今後も小児がん支援を継続する意向を示しているという。

 来季へ向けて佐藤輝は、「ホームランは自分の持ち味。そこでタイトルを取れるように頑張っていきたい」と宣言。本塁打王を狙う姿は、患者にとっても頼もしく映るはずだ。

 3年前、阪神入団が決まった直後には、急性骨髄性白血病を患った母校・仁川学院の後輩の自宅をサプライズ訪問して、激励したこともあった。心優しき背番号8は来季も、ファンのため、チームのため、そして、病に打ち勝とうとしている子どもたちのため、力強くバットを振る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス