第4戦先発任せろ!阪神・才木がシート打撃で圧投 打者20人に2四球無安打 輝を2度K斬り
阪神は24日、甲子園球場で行われた全体練習でシート打撃を実施した。日本シリーズ第4戦の先発に浮上している才木浩人投手(24)が登板し、主力選手をはじめとする打者20人と対戦して無安打2四球。西勇、ビーズリーも登板し、いずれも順調な調整ぶりを見せた。
穏やかな陽気に包まれながら、気持ちよさそうに腕を振った。頂上決戦の幕開けまで残り3日。シート打撃に登板した才木は、充実感をにじませた。
「バッターに投げるのがちょっと空いていたので、良い実戦練習になりました」
打者20人に対して、2四球を与えたものの無安打と上々の結果。佐藤輝を2度空振り三振に斬るなど、計4三振を奪った。特にカーブとフォークを確認したかったといい、「カーブもカウントとれたし、フォークも決め球をちゃんと決めて三振とれたので問題ない」と手応え十分だ。
本番の場所となる見込みである甲子園のマウンドは久々だったが、「宮崎(フェニックス・リーグ)のマウンドは軟らかくて感覚がだいぶ違ったんですけど。甲子園の感じは嫌いじゃないですし、すごく良い感じで投げられた」と納得の表情を浮かべた。
第4戦に先発予定だったCSファイナルSでは登板機会が訪れず。同シリーズでは村上、伊藤将、大竹の順番に2桁勝利トリオが先陣を切ったが、日本シリーズでは第2戦に西勇が先発することが濃厚。ただ、才木は第5戦にずれ込むことなく、日本シリーズでも第4戦を任されることとなりそうだ。
日本一に貢献するべく、準備は着々と進んでいる。「あとはブルペンで細かいところを調整しながらやっていければ」と才木。「パ・リーグ寄りのスタイル」と自負するその剛腕で、昨年の王者に真っ向勝負を挑む。
関連ニュース




