阪神・佐藤輝 反撃口火の待望CS初安打「良かったです」 悔し九回サヨナラ機に空振り三振「しっかり切り替えて」
「JERA CSセ・ファイナルS・第2戦、阪神タイガース2-1広島東洋カープ」(19日、甲子園球場)
阪神・佐藤輝の待望のCS初安打は、反撃の口火となる価値ある一打だった。1点を追う二回1死で打席に入ると、その初球を捉えた。大瀬良が投じた120キロのカーブを痛烈に右前へ運んだ。チームにとってもこの試合の初安打。「良かったです」と笑みをこぼした。
続くノイジーの右前打を右翼・末包が後逸。打球が外野を転々とする間に一塁から全力で駆け、一気に同点のホームを踏んだ。
同点の九回には1死二塁と一打サヨナラの絶好機を迎えた。カウント1-2から栗林の150キロ直球を強振。力と力の勝負で空振り三振に倒れ、悔しさに顔をゆがめた。「しっかり切り替えて、試合に集中して明日も頑張ります」。ヒーローの座は木浪に譲ったが、CS突破は自らのバットで導くつもりだ。
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