岡田阪神 CSへ収穫 天敵・浜口の軌道確認 連投テストのブルワーは「もうちょっと勉強せな」
「阪神タイガース0-1横浜DeNAベイスターズ」(17日、甲子園球場)
ポストシーズンへ向けて実り多き一敗だ。先発・浜口とはオープン戦以来の対戦。レギュラーシーズンでは初の顔合わせだった。6回3安打無失点に抑えられたが、軌道を確認できた。阪神・岡田彰布監督は収穫を口にした。
「去年は結構投げとったみたいやけど、4試合ぐらい。全然タイミング合わんかったな、みんな。チェンジアップかなんか。当たっといて良かったかも分からんけどな」
指揮官が言うように昨季は4度対戦。2勝2敗ながら、対戦防御率1・82に封じられていた。「(今季の対戦)成績調べてもなかったから、あれ?と思った」。DeNAとはCSで再戦する可能性があるだけに、データを取れたことは大きい。
コルテン・ブルワーの来日初連投も今後をにらんだもの。16日・広島戦は拙守に足を引っ張られ、1イニングを投げきれなかった。この日は0-0の九回に登板したが、先頭の代打・大田へ真ん中に投じた初球150キロを左翼席へ運ばれてしまった。
「日本の野球もうちょっと勉強せなあかんな。あんな初球、簡単にストライクは取られへん。あのくらいのイニングになったら」
岡田監督はそう指摘した。この日は前日に登録抹消した浜地真澄に代わり馬場皐輔を登録。残り12試合。約1カ月後のCSに備えて、「見極め」は続いていく。
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