阪神・岡田監督 貫禄タクトで快勝導く 初回エンドラン→四回4点差で犠打「まあ、普通にやってるだけ」

 「中日ドラゴンズ2-8阪神タイガース」(5日、バンテリンドーム)

 阪神・岡田彰布監督(65)の采配の妙で最下位・中日を打ち砕いた。5-1で迎えた四回、先頭・森下が中前打で出塁。打席には2番・中野が立った。初回は同じシチュエーションからエンドランをかけ、先制の適時三塁打を生み出した。この回は一転、バントで手堅く送り、チャンスを拡大。その後の佐藤輝、ノイジーの連続適時打につなげた。

 「勝ち越したらもう1点ずつでええわけやからさ。そら目標のあるチームと(目標の)ないチームっていうのは。とにかくリードしとけばさ、そんな反発力ないやんか」

 岡田監督は涼しい顔で意図を明かした。ペナントレース大詰め。試合展開だけでなく、相手の状況も頭に入れ、貫禄のタクトで勝利をもたらした。

 「まあ、普通にやってるだけやからなあ。経験してるわけやからなあ、(近本が)いてない時」。前回近本を欠いた11試合は5勝6敗と負け越したが、若いチームは進化の一途をたどる。アレへ向けて虎はまっしぐらだ。

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