阪神・才木「中継ぎの人を休ませる」6日先発で復帰「最低でも7回とか」完投も視野

 阪神・才木浩人投手(24)が4日、甲子園の投手指名練習に合流した。腰の張りで離脱していたが、6日・中日戦(バンテリン)で先発復帰。イニングイーターの役割を担い、救援陣を助ける快投を演じる。

 「最低でも7回とか。いけるんだったら完投はもちろんいけたら良いなと思っている。9月も連戦があるし、中継ぎの人を休ませるとか。できるだけ長いニングを投げられたらいいかな」

 8月10日・巨人戦(東京ド)以来の1軍戦だ。今季は15試合に先発して6勝5敗。今後、水曜日に登板を重ねていくと甲子園での登板が多くなる。聖地では3勝1敗、防御率1・34と好成績を残しており、中日から白星を挙げられれば、波に乗っていけそうだ。

 可能性は難しいが、2桁勝利への挑戦権もまだある。「2桁はもう運みたいなものなので」と笑顔の才木。「結果は本当に結果でしかないので、ついてくるものなので。自分のコントロールできる範囲のことをしっかりやるのがまずは大事かな」と冷静に話した。

 この日は甲子園でキャッチボールやブルペンでの投球練習で調整した。「腰もそうですけど、体の感じもだいぶ良くなってきたので」。150キロ超の直球に落差の大きいフォークを駆使し、竜打線をシャットアウトする。

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