阪神・近本の死球騒動 ヤクルト専務が釈明「狙ったわけじゃない」「スワローズのピッチャーがヘタクソ」

 3日のヤクルト戦の9回、死球を受け苦しむ近本(撮影・高部洋祐)
 3日のヤクルト戦の9回、死球を受ける近本(撮影・金田祐二)
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 ヤクルトの江幡秀則球団専務が4日、都内で取材に応じ、3日の阪神戦で7点ビハインドの九回に山本大貴投手が、近本の右脇腹に死球を当てた件について、阪神球団とは特に話し合いの場は持っていないことを明らかにすると同時に、自軍投手の技術不足が招いた結果であると語った。

 江幡専務は「特には(阪神側と)話はしてません。狙ったわけじゃないですし、要はヤクルトスワローズのピッチャーがヘタクソというだけでね。狙ってビーンボール投げたなら別だけど、監督だってそんなこと指示するわけがないので」と説明。続けて「ぶつけちゃいけないけど、インコースを攻めないと勝負にならないわけで。ピッチャーが一生懸命技術向上して、きっちり投げられるようにならないといけない。ウチの(高津)監督に怒られるかもしれないけど、ピッチャーがギリギリを攻められる技術がなかったということだと思います」と語った。

 近本の死球を巡っては、8月13日の同戦でも梅野が今野から左手首に死球を受けて左尺骨を骨折した経緯があるだけに、岡田監督は3日の試合後に「情けないのう。2年連続優勝したチームやしのう。そういうチームなんやろ」と怒りをあらわにしていた。

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