阪神・中野 次こそ攻略だ 6戦連続安打も床田に2戦2敗「幅をうまく使われた」

 4回、床田から内野安打を放つ中野
 4回、二塁への内野安打を放つ中野(撮影・高部洋祐)
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 「広島東洋カープ6-0阪神タイガース」(17日、マツダスタジアム)

 次こそは必ずやり返す-。悔しさ募る完封負けの中で、6試合連続安打となる一打を光らせた阪神・中野拓夢内野手。ただ、チームとしては床田に今季2戦2敗、16イニングで1得点のみとあって、苦手意識が数字に表れている。

 2位・広島とは7試合を残し、クライマックスシリーズも見据えると天敵を作るわけにはいかない。「まだ対戦する機会もあると思いますし、それまでに。次やるときはしっかりと打てるように、研究などいろいろしていって」。コイの左腕対策を練って、攻略へとつなげる構えだ。

 5安打に抑えられた中、1本を中野が放った。四回1死から床田のツーシームをはじき返した。菊池が横っ跳びで捕球するも、一塁送球がそれて内野安打に。今季130安打目をマークした。

 中日・岡林と1本差の、安打数リーグ2位をキープするも、「本当にチームに貢献することだけを考えてやってるので、ヒット数どうこうという意識はあまり自分にはなくて」とキッパリ。「しっかり後ろにつなごうという意識でやってるので、その結果だと思います」とヒットメーカーとしてのこだわりを主張した。

 4打数1安打で、連続マルチ安打は5試合でストップ。六回1死一塁ではフルカウントからのアウトコースへのスライダーで、遊ゴロ併殺に打ち取られた。「幅をうまく使われたと思います」と分析。敗戦からの学びを次の対戦への糧にする。

 「先のことより目先のピッチャーのことを考えるのが優先だと思うので、明日からの試合をチームとして勝てるようにやっていければ」。床田撃破への決意を胸に秘めつつ、マジックを着実に減らすため、目の前の戦いで白星をつかむ。

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