阪神・森下「3番」ハマってる 高校先輩撃ちで今季2度目猛打賞 岡田監督も絶賛「十分こなしている」
「中日ドラゴンズ2-10阪神タイガース」(1日、バンテリンドーム)
勢いに乗ったドラ1はもう止まらない。阪神・森下翔太外野手(22)が憧れの先輩の顔をゆがませた。
「ランナーも二塁にいたので積極的にいこうと思いました」
近本の適時二塁打で同点に追い付いた直後の三回2死二塁。小笠原の初球直球を捉え、一時勝ち越しとなる左前適時打をマークした。プロ入り後、公式戦では初対戦となった東海大相模の3学年上の先輩に勝負強さを見せつけ、「今日はしっかりタイムリーが打てた」と笑みをこぼした。
2015年夏の甲子園でエースとして優勝へ導いた小笠原。当時、中学3年生の森下は日本一に輝いた世代の勇姿を見て、「高いレベルで(野球が)できる」と身震いした。
昨秋のドラフト会議で指名を受けた直後の会見では、「先輩である(巨人)菅野投手だったり、小笠原投手だったり、先輩の投手がたくさんいる。その方々と対戦して打てたら最高の結果かなと思っています」と“先輩撃ち”を熱望していた。25日・巨人戦(甲子園)でも菅野から右前打。プロ入りが決定した直後に口にした目標を早くも達成した。
六回先頭でも小笠原から痛烈な左前打を放って一挙4得点を演出。七回1死は田島の直球を捉えて左翼の左へ二塁打。全て得点に絡む3安打で、2度目の猛打賞を記録した。
「次(小笠原と)、対戦したときにやられないように。もっと成長したいなと思います」と背番号1。先輩との再戦もモチベーションに、進化を加速させる。
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