スタメンマスク5戦5勝!阪神・坂本がウル虎V撃&完封導く好リード!
「阪神15-0巨人」(27日、甲子園球場)
扇の要が攻守で大勝に貢献した。「7番・捕手」で先発マスクをかぶった阪神・坂本誠志郎捕手が伊藤将の完封を好リードでアシストし、これで自身の先発試合は5戦5勝。バッテリーの中でポイントとなったのは、相手打線のイメージにない「カーブ」だった。
「本人が(試合前に)『カーブがいいんです』とすごい言うので、じゃあ、カーブ行こうかと。やたら推してくるので行きました。展開的にも投げやすかったし、ストライクも結構行けたり、効果的になったので良かったんじゃないかな」
初回1死での吉川には、いきなり1ストライクから2球カーブを連投。全106球中11球で同球のサインを出した。完封勝利に導く有効的な球になったと明かし「相手も印象になかったからこういう結果になったんじゃないかな」と回想した。
打撃では両軍無得点の二回1死二、三塁でのチャンスを生かした。カウント2-2から山崎伊が投じた134キロカットボールを右前へ。「先に点を取る、先に点を与えないというのはいつも大事なことだと思っていますので」。先制打が大勝ムードの始まりだった。
今季は7試合に出場して、計47イニングで投手をリードして失点はわずか「2」。先発マスク全勝と虎の守り神的な役割を果たしている。「全部勝つつもりで出ています。勝つチャンス、可能性をチームに持ってくることはいつでも可能性のあることだと思うので、それに徹してやりたい」。次戦も先発マスク濃厚な坂本が、巧みなリードで勝利に導く。
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