阪神・ドラ1森下 好調オープン戦2冠を視界も慢心なし しっかり開幕戦で打つ!

 打撃練習をする森下(球団提供)
 ノックを終え、声をあげる森下(球団提供)
馬場内野守備走塁コーチ(右)から守備指導を受ける森下(球団提供)
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 「オープン戦、ヤクルト(降雨中止)阪神」(18日、神宮球場)

 ドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=が18日、記録にとらわれない考えを明かした。“オープン戦2冠”を狙える好調ぶりだが、慢心とは無縁だ。17日に規定打席に到達し、2本塁打はチームトップタイ、打率・345は12球団でもオコエ(巨人)に次ぐ2位につける。新人のオープン戦首位打者は過去に、2014年・井上(ロッテ)の1度きり。阪神選手のオープン戦首位打者も、81年・北村、05年・赤星、20年・大山の3人のみとなっている。

 18日のヤクルト戦が雨天中止となり、練習後に取材に応じた森下は“金字塔”が視野に入っても、「特に成績とかは頭に入れずやってます」とキッパリ。「そこに(気が)いってしまうと、欲が出てしまうと思うので。大学時代に経験してきてるので、欲を出したりするというのは大丈夫」とあくまで冷静に打席に立つ。

 好結果に比例して敵軍のマークも厳しくなるが、「対策されるのはもう分かってるので、それを先読みして自分がどう対策するか」という心構えは頼もしい。

 3・31に激突するDeNAの開幕投手が石田に決定。チームとして昨季苦手にした相手に、「シーズン通して何回も対戦する場面もあると思いますし、しっかり開幕戦で打っていきたい」と鋭いまなざしを向けた。

 ◆阪神選手のOP戦首位打者 ドラフト制以降、阪神選手のオープン戦首位打者は1981年・北村照文(・400)、2005年・赤星憲広(・397)、20年・大山悠輔(・378)。また、新人選手のオープン戦首位打者は14年のロッテ・井上晴哉(・435)の1人。※()内数字は打率。

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