阪神・青柳 本番モードで全球種駆使する 4日オリックス戦「試しながら抑える」

 開幕投手大本命の阪神・青柳晃洋投手(29)が3日、今年2度目の実戦登板となる4日・オリックス戦へ「試しながら抑えていきたい」と結果と内容の二兎(にと)を追う姿勢を示した。甲子園での全体練習ではキャッチボールやショートダッシュで最終調整。エースらしい投球を見せて、初の大役を手繰り寄せるつもりだ。

 「僕も開幕投手が決まったわけではないので、そこを取るためにもある程度結果を出していかないといけないと思う。開幕まで(自身の登板は)あと4試合しかない。結果を出しながらいろいろ試していきたい」

 前回2月23日・中日戦(北谷)は2回4安打1失点。先頭打者・ブライトに初球被弾も「打者に対しての反応を見られて、ある程度投げられた」と実戦ならではの収穫を得た。今回は3イニングを投げる予定。「僕自身、甲子園があまり好きじゃない」と笑いつつも、「ストライクが入る入らないも関係する。全部投げながら試合をしっかり作りながら」と全球種を駆使しながら抑えていく。

 今春は才木、西純らが圧倒的な仕上がりを披露。「刺激どころか僕よりすごい選手はいっぱいいるので、毎年負けないように頑張らないといけない」。先発陣の大黒柱は危機感すら口にする。文句なしの結果を残して、開幕ロードを突き進む。

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