阪神ドラ6富田 中継ぎポジション合格 岡田監督も高評価「得たいの知れない飄々さやな」
「オープン戦、ヤクルト2-5阪神」(25日、ANA BALL PARK浦添)
阪神ドラフト6位・富田蓮投手(21)=三菱自動車岡崎=がリーグ2連覇中の王者を相手に結果を残し、中継ぎポジションの合格手形をゲットした。
四回から2番手で登板。先頭の赤羽に内野安打を許したが、後続を3人で切った。続く五回は三者凡退。2死から遊ゴロに打ち取ったオスナとの対戦を「オーラがすごかった。内は強いイメージがあったので、外で高さに注意してしっかり投げきることができた」と満足げに振り返った。
2回1安打無失点で“プロ初勝利”。初の複数イニングで24球を投じたが、不安を感じさせることはなかった。カーブ3連投など得意の変化球をフル活用しつつ、無四死球と制球力も見せつけた。
アピールを続けるルーキーを、岡田監督は「得たいの知れない飄々(ひょうひょう)さやな。でも、ポッとストライクとれるなあ、変化球でもなあ」と高評価。岩貞の先発再転向により左腕リリーバーが手薄とあって、「そら中(継ぎ)やわ。先発までまわってけえへんやろ、人数的にもそら」と“働き場所”を与えた。
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