阪神・佐藤輝“サンズ塾”で収穫「球の捉え方とか良くなっている」

 「阪神春季キャンプ」(20日、宜野座)

 収穫たっぷりだ。阪神・佐藤輝明内野手(23)が“サンズ塾”の手応えを明かした。

 「球の捉え方とか、体の使い方とか、どんどん良くなっているのは感じます」。14日に合流したサンズ駐米スカウトからは、初日から多くの助言を受ける。この日もフリー打撃の合間に素振りを見てもらいながら約3分間の指導。「『今こうなっているよ』とやってくれながら、『もう少し、こうした方が良いんじゃないか』と教えてくれた」と感謝する。

 サンズ氏は「昔いた時(同僚だった21年)からアメリカ的なバッティングはどうかと話をしていたので、その延長で」とバットの軌道について助言を送ったという。佐藤輝も「(ボールに対してバットを入れる軌道が)ズレている時もあるので、確率良く入ればいい打球も増えていくんじゃないかな」とものにしていくつもりだ。

 キャンプ中の対外試合2戦では得点圏打率10割をマーク。「しっかり球は見られている。これから仕上げていけるように」。シーズンで大爆発するため、さらにギアを上げていく。

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