阪神・佐藤輝 超人糸井氏ゲキに「爆発」宣言 正真正銘のスラッガーへ「限界突破」や
健康機器メーカー・ファイテン社と契約する阪神・佐藤輝明内野手(23)が21日、今季限りで引退した前阪神・糸井嘉男氏(41)と大阪府内で開催されたファイテン主催のファンミーティングに参加した。超人からは来季50発を期待され、ヤクルトの“村神様”ならぬ「輝様になれ」と指令が飛んだ。佐藤輝も「爆発します」と力強く決意した。
超人節から飛び出したスケールの大きい指令に、佐藤輝もニヤッと笑った。それは、3年目を迎える来季にヤクルトの“村神様”級のアーチストになること。「村神様ばりに爆発してほしい。50本?そうですね。輝様になれ」と糸井氏から期待の言葉をかけられ、背番号8も大爆発への思いをより強くした。
「チームというか、球界を代表するようなバッターを目指したいなと思います。そら、もう来年爆発するのが一番ですし、それを目指して頑張ります」
超人の意思を継ぐ者が、勝負の3年目に挑む。ルーキーだった21年は歴代新人の左打者では最多となる24本塁打を放ち、今季は20発を放った。「本当に1、2年目と良い感じで来ていると思うが、それは3年目にかかっていると思うので爆発します」と力強い。
ファイテン社と契約するアスリートとして、同じく契約を結ぶ糸井氏とのファンミーティングが実現。糸井氏からも改めて「ルーキーの時の前半戦のような状態でいけたら、“村神様”ばりに行くんじゃない。(3年目へ)爆発の時が来たんじゃないかな」と予告された。超人からの期待の言葉がうれしい。
入団からの2年間は糸井氏の背中を追ってきた。41歳まで19年間現役生活を続けた超人について「本当に人一倍練習する」と野球に取り組む姿勢を尊敬していた。「打撃練習も抜かずにフルスイングしてめっちゃ飛ばしていた」。憧れの先輩に近づくため、自身も努力を重ねていく。
左打者には不利と言われる甲子園の浜風に対応出来るかも、本塁打増のカギとなる。「(浜風は)難しい。でも自分はいずれ40、50本打てる打者にならないといけない。レベルアップして爆発します」。目標は「限界突破」。爆発力の増した“輝様”が、来季村上超えを果たし、正真正銘のスラッガーとなる。
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