連勝の阪神 井上ヘッド「4番の大山が打ったところが肝」64イニングぶり適時打に
「阪神2-1巨人」(16日、甲子園球場)
セ・リーグ最下位の阪神が今季最多4万0354人の観客が集まった聖地で宿敵を倒し、今季初の連勝&カード勝ち越しを決めた。
1点リードの四回無死二塁から大山の左翼フェンス直撃の適時二塁打が飛び出し、チーム64イニングぶりに適時打が生まれた。井上ヘッドコーチは「やはりタイムリーというのはつながりがないと生まれないわけなので。打線の中心である4番の大山が打ったというところもまた肝であり、いい形で明日以降にもつなげてほしい」と期待を寄せていた。
今季初の連勝。これをなんとしてもチーム浮上のきっかけとしたいところだ。「昨日(4月15日に)、勝ったことで改めて『俺たちまだまだこれからやれるぞ』というきっかけになったと思うし、これが今後のプレー面での思いきりの良さにつながればいいね」と話した。
そして、打線が流動的な状況も続いていることに関しては「固定する部分は作りつつ、調子や状態、相手との相性等も加味しながら、都度選手の入れ替えや打線の組み替えを検討していきたい」と今後の可能性について言及した。
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