阪神・西勇 実戦復帰、右肘OK!全球種確認2回0封「アピールできるよう」

 2回を無失点に抑える好投を見せた西勇(撮影・北村雅宏) 
1回、西武・山村崇嘉を捕邪飛に仕留める阪神・西勇輝=日南市南郷スタジアム(撮影・北村雅宏)
2回を無失点に抑える好投を見せた阪神・西勇輝=日南市南郷スタジアム(撮影・北村雅宏)
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 「フェニックス・リーグ、西武1-9阪神」(28日、南郷スタジアム)

 ポストシーズン登板へ、万全の状態をアピールだ。みやざきフェニックス・リーグの西武戦(南郷)で阪神・西勇が実戦復帰。先発して2回2安打無失点だった。違和感を訴えていた右肘の状態を確認しながら、全球種を投じて力強い投球を見せた。

 「久しぶりだったんで、感覚だったり、雰囲気だったり、いろいろ確認することがあったんですけど。無難にやることができたかなって感じです」

 13日の巨人戦以来、約2週間ぶりとなった実戦マウンド。初回、2本の安打で1死一、三塁のピンチを背負ったが、緩急を使った投球で後続を抑えて得点を許さず。二回は無失点で、予定の2イニングを納得した表情で投げ終えた。

 11月6日から始まるCSファーストSは、左肘の違和感から既にキャッチボールを再開している高橋、チーム勝ち頭の青柳の登板が有力視される中、エースの復調も明るい材料だ。「自分の立場はアレなので、アピールできるようにやっていくしかない」と西勇。再びチームの戦力となるため、結果を出し続ける。

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