阪神の近本が同点適時打!苦戦していたロドリゲスから終盤に価値ある一打

 7回、代走の阪神・熊谷敬宥は二盗を決める(撮影・田中太一)
 7回、同点適時打を決めた阪神・近本光司は手をたたく(撮影・田中太一)
 7回、同点適時打を放つ近本(撮影・田中太一)
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 「阪神-中日」(13日、甲子園球場)

 阪神が近本光司外野手(26)の同点適時打で、試合を振り出しに戻した。

 1点を追う七回2死。代打・原口が四球を選ぶと、代走・熊谷が近本の初球に二盗を成功させた。

 カウント2-2となった後、近本がロドリゲスの投じた6球目を近本が完璧に捉えた。

 鋭い打球が中前に転がり、二走・熊谷が一気にホームイン。打ちあぐねていたロドリゲスをマウンドからおろすことに成功した。

 近本は1点を追う五回2死一塁でも右翼線への二塁打をロドリゲスから放つなど、タイミングが合っていた。この打席を含めて5月月間打率も27打数12安打、打率・444とバットで好調を維持している。

 この日は矢野燿大監督(52)が通算300試合目の指揮を執る節目の一戦。同点に追いついた勢いそのままに、指揮官のメモリアルゲームを勝利で飾りたい。

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