阪神・ドラ5村上“森下カーブ”学んだ 大学日本代表で競投 投球術生かす!

 阪神のドラフト5位・村上頌樹投手(22)=東洋大=が7日、鳴尾浜球場で自主トレを行った。大学3年時に大学日本代表に選出された際、明大4年だった広島・森下からカーブとマウンド度胸を学んだことを明かした。昨季の新人王右腕から授かった“武器”を生かし、プロでも戦っていく。

 寒風吹きすさぶ鳴尾浜で、村上がプロとしてのスタートを切った。6日の入寮から一夜明け、鳴尾浜での自主トレ。これから厳しい勝負の世界に飛び込むルーキーの目には、歩んでいく道が明確に見えている。

 理想とするのは、昨季の新人王に輝いた広島・森下だ。東洋大3年時には、大学日本代表で明大4年だった右腕と共に戦った。「マウンドに上がるだけでチームに一体感があるというか、安心できるというか、そういうふうに見えた。自分もそういう投手になりたい」と闘志を燃やした。

 森下からは投球技術なども吸収した。「カーブがすごかったので、カーブの投げ方とか、マウンドに上がる時の気持ちというのは学びました」。打者へと向かっていくマウンド度胸とともに、新人王右腕の武器も伝授してもらった。

 1年目から結果を残すための準備は、着実に進んでいる。昨年末には、兵庫県内で大山、近本との合同自主トレに参加。体の使い方などさまざまなトレーニングで体を鍛え抜いた。

 短い期間だったが、自らの課題を発見。「2人とも自分の体をよく知っているというか、どう動かせば力を1番伝えられるかというのを分かっていた。自分は分からなかったので、そこを意識して練習しています」と体の使い方に感銘を受け、力の差を感じた。

 この日は、天候不良でグラウンドでの練習は限られていたが、室内ではみっちりウエートトレーニングに励んだ。「今までの中で1番いい施設。練習をしっかりできるというのは、自分を成長させられる」。森下のように1年目から活躍するために、体を鍛え抜き、レベルアップへとつなげていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス