阪神・井上 大野雄との対戦「自分が振るバットのところには来ない」
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「中日3-0阪神」(14日、ナゴヤドーム)
期待のルーキーがデビューした。阪神ドラフト2位・井上広大外野手(19)が1軍初昇格。「7番・右翼」で、球団高卒新人野手では1968年の川藤幸三以来、52年ぶりとなる初出場初先発を果たした。結果は中日・大野雄にプロの洗礼を浴び、3打数無安打2三振。チームは今季11度目の完封負けで、3位に転落した。井上は1軍デビュー戦を終え心境を語った。
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-球界を代表する大野雄との対戦。
「自分が振るバットのところには来ない。ほとんどが膝より下ぐらいのボール。そこに何度も投げられて、それを同じような空振りをしてしまった」
-1軍の選手と会話もしたか。
「『小さくはならないように』と言われたので。小さくならないように、その中でどう対応していくかというのを練習で突き詰めていきたいです」
-誰に言われたのか。
「大山さんです」
-どういう形で今後に生かしていきたい。
「空振りとかの時に次の打席、次の球とかはしっかりと意識を変えてスイングというのをしていかないとまた同じ結果になってしまう。そこはしっかりと練習からやっていきたい」