阪神・ガルシア 甲子園&竜戦先発初星!6回3安打2失点、V弾陽川に感謝のバナナ
「阪神11-3中日」(26日、甲子園球場)
阪神は1点ビハインドで代打を送られた六回裏の攻撃。陽川の逆転3ランで今季2勝目の権利が転がり込むと、ガルシアはベンチ前で一塁スタンドの虎党とともに万歳三唱をして喜んだ。「彼の活躍がなくては勝てなかったからね」。お立ち台では陽川に感謝のバナナを差し出し、「バナナパワー」と叫んで笑わせた。
試合前時点で、助っ人左腕は今季22失点中イニング別で最多の9点を初回に奪われていた。6月21日の巨人戦以来となる坂本とのバッテリー。鬼門の初回を4試合ぶりに無失点で乗り切ってリズムに乗る。するとスタンドで見守る家族の前で、五回1死まで無安打の快投を続けた。
だが、京田に初安打となる三塁打を浴びると、五回に1失点。さらに六回にビシエドの犠飛で1失点を許して勝ち越された。それでも6回3安打2失点での好投に、味方が奮起してくれた。
ガルシアは13試合目にして甲子園での先発初勝利。「13試合もと思ったらうまく説明できないけど…うれしいし、みんなに感謝したい」。さらに古巣・中日戦でも5試合目での先発初勝利となった。
この日、ガルシアのモヒカン上部は金髪から赤に変わっていた。「昨日の練習後に家で染めたんだ。勝てたのでこのままいきたいね」。これからも真っ赤に燃える闘志と、陽気な性格でチームを盛り上げていく。
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