阪神・大山 2戦連発!不動の4番絶好調、打率・347 6戦4発と大暴れ
「中日2-5阪神」(24日、ナゴヤドーム)
コロナ収束の願いを込め、全国各地で一斉に打ち上げられた花火。それに負けじと、阪神・大山もどでかい花火をナゴヤドームに打ち上げた。2試合連続となる7号ソロ。強振し、捉えた打球は左翼スタンド中段に飛び込んだ。
「いいスイングができている中で、狙い球を絞って思い切ってスイングすることができました」
2点を追う四回、先頭で迎えた第2打席。大野雄が投じた内角高めの甘く入ったスライダーを見逃さず振り抜いた。打球は敵地に駆けつけた虎党が待つ左翼スタンドへ。「大山悠輔」と書かれた赤いタオルが歓喜で揺れた。
初回の第1打席にも右前打を放ち、6試合連続安打。続く打席の本塁打で3試合連続のマルチ安打、ここ6戦で4発と大暴れだ。矢野監督も「見ていて風格もあるし、打ってるタイミングがファウルでも雰囲気あるんで。まだまだ打ってくれると思う」とさらなる活躍に期待を寄せる。
チームは7月の勝ち越しが決定。7月5日・広島戦(マツダスタジアム)から「4番・三塁」でスタメン出場を続けている背番号3が間違いなく立役者だ。阪神ファンに、そして日本に元気を届けるためにも大きな花火を打ち上げまくる。