阪神・馬場、プロ初ホールド 七回3人斬り!5戦連続0封に矢野監督「大事な戦力」

 「阪神6-3ヤクルト」(14日、甲子園球場)

 役目を果たし、ベンチに戻ると最高の笑顔がはじけた。3年目を迎えた17年度ドラ1右腕の阪神・馬場が初めてセットアッパーを務め、1回を三者凡退。プロ初ホールドをマークし、勝利の方程式入りを期待させる快投を演じた。

 「初めて勝ちパターンで投げさせていただいた中で、自分らしく強気で向かっていく姿勢を見せられた。自信になりました」

 マウンド上では表情を崩さない。3点リードの七回に登板。最速150キロを計測した直球とスプリットを主に投球を展開。山崎、雄平をゴロアウトに抑えると、最後は西田を137キロカットボールで見逃し三振。「シャー」と叫んだ。

 今年1月に結婚を発表。生涯の伴侶を得た馬場は自主トレ期間中から「昨年までは寮生活でしたが、僕にも家庭ができた。1位で入って3年目ですし、結果を出さないと。(妻を)支えたい」。愛妻へ、活躍を届けたいという意志は特に強い。

 救援陣の故障や不調等で巡ってきたチャンスをモノにする。5試合に登板し、防御率0・00と安定感が光る。矢野監督も「本当に大事な戦力。ドラ1で入って苦しい思いもしていたけど、すごいやりがいをもってやってくれている」と絶賛だ。

 今後も勝ちパターンでの起用が濃厚な背番号18。甲子園で大きな進化、飛躍を遂げる。

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