阪神・エドワーズ5連続四球で降板…開幕大丈夫?セットアッパー候補が大乱調
「練習試合、広島8-1阪神」(9日、マツダスタジアム)
歯車は最後までかみ合わなかった。足場を整えたり、直球や変化球を投げたりと修正を何度も試みたが、本来の制球力を発揮できない。セットアッパーとして期待されている阪神・エドワーズが押し出しを含む、5者連続四球を出してイニング途中で降板した。
七回に3番手で登板。先頭のメヒアから制球に苦しんだ。投球が全て外角に外れ、ストレートの四球。その後、代走・上本の盗塁を原口が封じて1死とするも、リズムは一向に戻らなかった。
続く安部から3人に連続四球を与え、1死満塁。迎えた会沢はフルカウントまで持っていったが、6球目が低めに外れて押し出しで1点を失った。計26球中、ボール球が20球。修正の糸口が見えない助っ人に矢野監督は交代を告げた。
ここまでの実戦では安定した投球を披露していた右腕。オープン戦では4試合に登板して1四球、練習試合でもこの試合前まで3試合で3四球と大きく崩れることはなかった。指揮官は「逆にいうとこういうのが出て、また調整してシーズンに入ってもらえたらいい。(確認できる)時間になった」と収穫を口にする。
練習試合は残り5試合。今季の八回を担う助っ人右腕は、必ず修正して次戦のマウンドに上がるはずだ。
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