阪神・北條 逆襲打ァ!開幕遊撃一騎打ち 1軍再合流で即技ありマルチ

 5回、北條は左前に適時打を放つ
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 「オープン戦、阪神3-0日本ハム」(6日、甲子園球場)

 オープン戦では初となる甲子園での無観客試合で、阪神・北條史也内野手(25)が開幕遊撃へ猛アピールした。五回に左前適時打を放つと、七回には吉田輝から中前打。チーム唯一のマルチ安打をマークした。開幕戦のヤクルト先発は左腕の石川だけに、チャンスは十分。木浪らとの争いがますます激しくなってきた。

 与えられたチャンスを無駄にはしない。「9番・遊撃」で出場した北條が2安打1打点と奮闘。激しい競争が続く開幕遊撃のイスに座るためにも、持ち味を発揮し、必死のアピールを見せた。

 「オープン戦も残り少ないので、打席に立つのも少ない。1打席1打席、無駄にせず、集中してこれからもやっていこうと思う」

 勝負強さを発揮したのは1点を先制した直後の五回1死一、三塁の場面だ。カウント1-2からの4球目、2番手・鈴木健の内角143キロ直球に反応。体をコンパクトに回転させながら捉えた打球は左翼前で弾んだ。その間に、三走・福留が悠々と本塁へ生還。貴重な追加点をたたき出した。

 これだけでは終わらせない。七回には、2死走者なしから3番手・吉田輝の直球を中前へはじき返した。この日、チーム唯一となるマルチ安打。矢野監督は「最初のタイムリーも価値があったし、もう1本打ったというところもまた価値がある」と評価した。

 一方で、指揮官は守備面での課題を挙げた。「一塁送球をしっかり投げるというあたりもね。そこまでやってのレギュラーショート」。指摘したのは五回無死一、三塁での守りだ。近藤を1-6-3の併殺としたが、北條の送球はショートバウンドで一塁手・ボーアのミットに収まった。打撃で結果を残すだけに、守備での安定感にも期待を寄せられる。

 20日の開幕まで残り2週間。現状では開幕遊撃は北條と木浪の二択だが、結果ではオープン戦5試合でスタメン出場しているライバルがリードしている。だが、前日5日のプロアマ交流戦・大商大戦(鳴尾浜)で、決勝3ランを放つなど3打数2安打4打点と奮起。最後までし烈な競争を繰り広げる。

 「結果を残さないと試合に出られないので。打席の内容もそうですし、結果も求めていきたいと思います」。勝利に貢献した活躍にも、北條に安堵(あんど)の表情はない。オープン戦は残り7試合。開幕スタメンに向け、アピールを続ける。

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