40歳・能見もマサコーチから学ぶ!春季Cで初対面へ「ケアより技術面」

 ティーショットを放つ能見=関西クラシックゴルフ倶楽部
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 阪神の能見篤史投手(40)が27日、春季キャンプでも臨時コーチを務める山本昌氏との対面を心待ちにした。50歳まで現役を送ったレジェンド左腕との“初対面”。来季41歳シーズンを迎える虎のベテランにとっても、生きる教科書となる。

 これまではあいさつを交わす程度だった。「野球の話をすること自体は初めてですね」。秋季キャンプでは若手の指導にあたった山本昌氏。来春は能見自身も直接指導を受けることを待ちわびた。

 山本昌氏は現役の32年間で6度のリーグ優勝を経験。また、史上最年長での200勝達成など、年齢という壁を何度も超えてきた。能見は「自分が50歳までというのは想像できない。たぶん先に気持ちが折れてしまう」と笑いを誘ったが、レジェンドには聞きたいことが山ほどある。

 今年から40代に突入。同年代の選手が少なくなってきた能見にとって、球界の先輩からの言葉は貴重だ。「体のケアとかそういうのよりは、技術の方を聞くことになると思う」と積極的に教えを請う姿勢を示した。

 リリーフ転向後は甲子園での自主トレを行ってきたが、今オフについては「まだ考えているところ、1月に発表するよ」と煙にまいた。生え抜きではチーム最年長となるプロ16年目へ。能見が貪欲に前だけを見据える。

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