阪神・メッセンジャー抹消 19日巨人戦で打球直撃…右前腕の打撲と診断
阪神のランディ・メッセンジャー投手(37)が20日、1軍登録選手を抹消された。19日の試合で、右肘付近に打撃が直撃。その後、西宮市内の病院で検査を受け、球団は「右前腕の打撲」と診断されたことを発表した。
19日の巨人戦(甲子園)だった。今季4度目の先発マウンドとなったが、4回0/3を投げ8安打6失点(自責4)で、今季最短降板。12日・中日戦(甲子園)の6失点に続き、2戦連続のKOで2敗目を喫した。二回、小林に先制3ランを浴びると、四回は北條の2失策で失点。五回には岡本に被弾後、亀井の打球が右肘付近に直撃。続くゲレーロに左前打を浴びたところで降板した。大事を取って試合中に球場を離れ、検査を受けていた。
骨に異常はなし。それでも腫れがひどく、この日も試合前練習を外れた。甲子園の室内で別メニューを敢行。矢野監督も「思いとしては、最短で戻ってきてほしいというのはある。でも今日の時点では、まだ判断できない。10日で戻ってきてくれたら、1番うれしいし、ランディもそう思ってくれていると思う」とエースの早期復帰を願った。ゴールデン・ウィークの連戦前に、まさかの開幕投手の離脱。最短では30日の広島戦での登録が可能。メッセンジャーの軽傷を祈るばかりだ。