小野、甲子園お立ち台独占宣言 2年で聖地2勝…「活躍しないと」

 阪神の小野泰己投手(24)が22日、本拠地でのお立ち台独占を宣言した。プロ2年間で16度甲子園のマウンドに立ったが2勝止まり。「投げた試合全部、お立ち台に立つというくらいの気持ちで投げたい」。最も声援の飛び交う場所で、勝利の真ん中に立つ決意だ。

 本拠地のマウンドに苦手意識はない。それでも勝利に結びつかず、「阪神ファンの多いところで、何とか勝ちたいんですけど」と唇をかんだ。お立ち台はプロ初勝利を挙げた17年8月29日からお預け状態だ。

 その時肌で感じた大歓声は体に染みついている。「甲子園の雰囲気はやっぱりいいですよね」。声援がくれる後押しに応えきれなかった今季。悔しさは来季にぶつけるだけだ。

 そして改めて感じた、誰かを喜ばせるということ。この日は、長崎県佐世保市で行われた野球教室に参加。子どもたちのまっすぐな瞳に向き合い、最後に言葉をつづった。「もっと自分も活躍しないといけないですね」。晴れ渡った長崎の空の下、来季への原動力を見つけた。

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