糸井17号同点弾 チーム35イニングぶりの得点「詰まり気味、風にも救われた」
「阪神-中日」(5日、甲子園球場)
阪神が1点ビハインドの六回、糸井の17号ソロで同点に追い付いた。本拠地では18日・広島戦の八回から、35イニングぶりの得点となった。
1点を先制された直後の六回、1死走者なしで打席に立った。小笠原に対して1ボールから2球目、高めに浮いた142キロの直球を狙った。フルスイングした打球は左から右に吹く風にも乗って、右翼スタンド最前列に到達。2戦連続アーチで試合を振り出しに戻した。
糸井は「打ったのはストレート。ボール気味の球でしたが、思い切ってスイングした結果、詰まりでしたが風にも救われてスタンドまで届いてくれました。取られた後だったので、直ぐに追いつくことができて良かったです」とコメント。
チームは連勝中だが、本拠地に限れば引き分けを挟んで5連敗中。9月12日の巨人戦から7戦未勝利だ。3戦連続完封負けを含み、18日・広島戦の八回から、34イニング連続無得点が続いていた。