秋山、ドリスに恩返す 単独セーブ王へアシス投や!
5日の中日戦(甲子園)に先発する阪神・秋山拓巳投手(26)が4日、守護神・ドリスへの“恩返し投”を誓った。今回の中日2連戦のどちらかでドリスがセーブを挙げれば、単独でのタイトル獲得が決まるだけに、リードを守った状況でバトンをつなぐ。
仲間のために得点は与えない。単独でのタイトル獲得を懸けているとなればなおさらだ。「(リードの状況で)ドリスに持っていきたい」。秋山が助っ人への“アシス投”に思いを強くする。
これまでの感謝を胸に立つマウンドだ。「助けてもらっていることも多い。ドリスも(単独で)タイトルを獲れるチャンスがあるので何とか」。今季12勝を挙げられたのも、守護神の支えがあったから。今度は自分の投球で援護したい。
秋山にとっても、CSをにらんだ大事な登板となる。この日はキャッチボールなどで感覚を確認。「CSに向けていいイメージを持っていけるように」。守護神のために右腕を振り、ポストシーズンへの弾みとする。