金本監督大興奮 無安打のルーキー・大山5番抜てき的中
「阪神3-1ヤクルト」(1日、甲子園球場)
声を上げ、手を叩き、感情をむき出しにして大山を出迎えた。ルーキーの5番大抜てきが的中して連敗は「8」でストップ。阪神・金本監督は15日ぶりの勝利に「まあ、ホッとしてます」と笑顔を見せた。
「(3ランを喜ぶ様子が)映ってました?恥ずかしいですね(笑)。いきなり3点ですから興奮しましたね」
ここまで6打数無安打の大山を初めて5番に置いた。無安打のルーキーがクリーンアップに入ったのは、ドラフト制後では72年の望月充以来2人目。「ルーキーだからクリーンアップは(ない)とか考えずに、思いきっていきました」。前日、大山が放った鋭いレフトライナーに状態の良さを感じていた。冷静に見極めた上での大胆な一手が吉と出た。
苦しんだ6月も終わり、白星発進となった7月。「オールスター休みまでに、きちっともう一回、いい時のチーム状態に戻すというね。個人それぞれが、調子を上げていってほしいです」。ようやくトンネルを抜けた。ここから再び、前を向いて走りだす。
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