ドラ5糸原“コンビニルーキー”だ!三塁以外に二塁&遊撃&一塁もやる

 阪神のドラフト5位・糸原健斗内野手(24)=JX-ENEOS=が4日、島根県松江市にある母校・開星高校野球部グラウンドで自主トレを公開。開幕1軍という眼前の目標を達成するため、複数ポジションをこなせる“コンビニルーキー”になることを誓った。

 新入団選手の中では最年長の24歳。それだけに開幕1軍入りを果たし、スタートダッシュをしたい。「チャンスがあれば、どこをやれって言われてもできるようにしていきたい」と覚悟を示した。

 これまでの主戦場は三塁だったが、二塁、遊撃もこなすことができ、高いユーティリティー性を持つ。さらに「やったことないですけど…できます!」と、一塁守備にも意欲を見せた。

 阪神では、坂が2015年に一塁、二塁、三塁で計71試合に出場し、ユーティリティープレーヤーとして活躍したが昨季退団。その穴を埋めていた大和が今年は二塁一本での勝負を宣言していることから、どこでも守れる糸原にチャンスが巡ってくる可能性は高い。

 “コンビニルーキー”は、3割30本を9度記録した中日・小笠原2軍監督の日本ハム入団当初の呼称だ。捕手の他に内野を守れたことから由来したもので、そのプレースタイルでチャンスをつかみ、レギュラーの座を勝ち取った。社会人出身、泥臭いプレーなど、小笠原2軍監督と重なる糸原は「少ないチャンスを生かして」と目をぎらつかせた。

 この日は守備練習やティー打撃などで約4時間、汗を流した。プロ入り元年、ガッツマン糸原が守備で猛アピールし、即戦力の期待に応える。

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