ドラ3才木 大谷ばりの柔軟性魅せた トレーナーもしなやかな肩甲骨に太鼓判

 トレーニングに励む才木(右)=撮影・北村雅宏
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 阪神のドラフト3位・才木浩人投手(18)=須磨翔風=が2日、大阪府豊中市内のトレーニング施設で自主トレを公開した。無限の可能性を秘める18歳は、セールスポイントの柔軟性を最大限に生かし、プロの世界を勝ち抜く決意を示した。

 シャドーピッチングでは、振り切った手のひらが首の付け根まで届きそうになる。肩甲骨の柔軟性はまるで軟体動物だ。165キロ右腕・大谷も驚異的な肩周りの柔らかさで知られるが、才木も負けていない。

 今冬から指導し、この日の練習も見守ったトレーナーの青山武士氏(38)も、天性のしなやかさに太鼓判を押す。その一方で「柔らかさがある点、長身なんで(体の)軸がまだまだ弱い部分がある」と課題を口にした。

 才木本人は「ただ体が柔らかいだけじゃなくて、体をうまく使えた上での柔らかさが出てきた」とトレーニングの成果に手応えを得ている様子。長所をさらに磨き上げ、短所を鍛え、唯一無二の投手になる。

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