「阪神春季キャンプ」（５日、宜野座）

　いちご・ん一句逃しません！阪神のドラフト２位・坂本誠志郎捕手（２２）＝明大＝がキャンプ休日の５日、沖縄・宜野座村の『石川いちご園』で、いちご狩りに参加。甘い果物をほおばったルーキーは開幕スタメンに向け、矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ（４７）の教えをノートに記していることを明かした。

　「感じたままに書いています。走り書きなところもありますけど。捕ることにしても、投げることにしても、下から下からと言われています」

　既に各投手の特徴を書いた“図鑑”の作成を始めているが、さらに師匠の金言も日々書きとめて、心に刻み込んでいる。

　この日はテレビカメラの前で、人生初めてとなるグルメリポートに挑戦した。「安心してください！甘いですよ」といちごを口にした感想を語ったが、坂本の野心はそう甘くはない。妥協せず、第２クールも戦っていく。