西岡「いい感じ」唯一快打で好機演出

 「オープン戦、オリックス5-0阪神」(20日、京セラ)

 阪神・西岡のリハーサルが最終滑走に入った。開幕オーダーで臨んだ15年打線は4投手継投の前に内野安打2本を含む3安打完封負け。先発ディクソンの最終調整に苦しめられた。スコアボードに淡々と0を並べる中、唯一快打をかっ飛ばしたのは遅れてきた背番号7だ。

 上本が内野安打で出塁した七回、西岡はフルカウントから速球を右線へ運んだ。スタートを切った背番号4と息を合わせ一、三塁とチャンスを拡大。得点こそ生まれなかったが、期待感を抱かせる新2、3番コンビの攻撃パターンだった。

 「いい感じです。やれることをしっかりやって打席で結果が出てくればいい」。少ない言葉数にこれまでにない手応えがにじんだ。

 昨秋手術した右肘の状態が上向かず、14日から帯同予定だった関東遠征を延期した。大阪府内の病院で診察を受け、甲子園、鳴尾浜で3日間の自己調整。3番で戦列復帰した17日のDeNA戦でヒットが出ず調整遅れも懸念されたが、翌18日のヤクルト戦で復調を予感させる安打を放った。19日の中日戦は音無しも、守備&走塁でらしさ披露。この日のHランプにつなげた。シーズンで西岡の3番が不動なら、魅力的な「補強」になる。

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