西岡 関東遠征不参加も…開幕構想暗雲

 和田構想が揺らぐかもしれない。右肘の痛みで12日のヤクルト戦を欠場した阪神・西岡剛内野手(30)が13日、甲子園で行われた全体練習に参加せず、別メニュー調整に務めた。予定されていた関東遠征の帯同も延期。17日のDeNA戦(横浜)から試される、開幕を想定したオーダーが組めない可能性も出てきた。

 15年打線のキーマンの姿はグラウンドになかった。懸念箇所は昨年11月に遊離軟骨除去手術を受けた右肘だ。12日に大阪府内の病院で検査を受け、痛み止めの注射を施した。この日は報道陣シャットアウトの室内練習場で体を動かしたが、バットを握ることはなかったという。今後は14日、15日に甲子園、16日に鳴尾浜で単独調整に励む。和田監督が「打つ方にも影響がある」と明かしたように、この3日間で違和感なくスイングできなければ、17日の出場はおのずと見送られることになる。

 チームとともに西宮神社を参拝した西岡は、報道陣の問い掛けに首を振り無言を貫いた。今回の事態で風岡守備走塁コーチが甲子園に残留。西岡の状態を見極めて随時、遠征中の和田監督に報告する。指揮官は「術後起こり得る張りが取れれば時間はかからないと思う」と軽症を強調したが、予断を許さない状態だ。

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