阪神ドラフト方針転換 今年は野手中心

 阪神・中村勝広GM(65)が5日、甲子園クラブハウスで行われた年賀式に出席。今秋のドラフトへ向けて、ここ数年の投手中心補強から野手中心へシフトさせる戦略を明かした。

 「これまでの投手中心ドラフトで、編成にややひずみが出てきている。今年に関しては野手中心にシフトしていかないといけないかなと思う」と語った中村GM。頭数を含めた整備が急務だったため、ここ数年は投手の上位指名に加え、指名人数も多かった。だが、大和、上本などの中心選手が20代後半に差し掛かり、若手の伸び悩みも重なって、次代を担える野手の名前が挙がってこない現状がある。

 チームの核として君臨してきた鳥谷の流出危機に直面する中、今年、どれだけ若虎が成長できるか-。飛躍が無ければ当然、手を施さなければならない。

 今年のドラフトでは明大・高山、慶大・谷田らを筆頭に即戦力と期待される打者が豊富。中村GMは「そこらへんは競合になると思うけど、(上位に)見合う選手がどれだけいるか」と精力的に現場へ足を運んで金の卵をチェックする予定だ。

 1位に関しては現時点で投手、野手の制限は設けていない。実力と編成面のバランスを見つつ、チームの骨格を担える逸材を探していく。

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