細かすぎて笑えるトラッキーのものまね
プロ野球が開幕しスタジアムでは、選手に負けず劣らず各球団のマスコットたちもファンを楽しませているが、阪神のトラッキーが見せる選手ものまねは細かすぎて笑ってしまった。
開幕3連戦を勝ち越し神宮に乗り込んだ阪神を取材しようとレフトスタンドからカメラを構えていた私の目の前に登場したトラッキー。まずはお決まりのギャグであいさつするとスターティングメンバー発表に合わせて選手ものまねを始めた。
打席に向かうしぐさ、タイミングの取り方など、やや誇張し過ぎな部分もあるが、私のおすすめは新外国人ヘイグのまねだ。テイクバックでバットが一塁側に向くところなどを細かく表現。目の肥えた阪神ファンの方に「中村紀洋(元DeNA)やんか!」とツッコミを入れられたが、先発投手の岩田のまねは独特の腰を折った姿勢から投球すると見せかけ、けん制球を入れるオチも見せ愛嬌(あいきょう)たっぷりに笑いをとった。
ビジターの試合全てで披露されるわけではないが、トラッキーのパフォーマンスに注目しほしい。(写真と文=デイリースポーツ・堀内翔)