「三沢光晴メモリアルナイト」（１３日、広島グリーンアリーナ）

　日テレジータス（Ｇ＋）が、０９年にリング禍で死去したノアの三沢光晴さんの七回忌命日にあたる１３日に、午前８時３０分から計１１時間、“三沢さん尽くし”の特別番組を放送する。三沢さんが最後に戦った広島グリーンアリーナで行われる、ノアの「三沢光晴メモリアルナイト２０１５」の生中継（午後３時３０分から４時間）はもちろん、数々の名勝負などを含め、在りし日を振り返る。

　注目は、午後２時３０分からの「三沢光晴七回忌メモリアルナイト弔辞～リングに捧ぐ鎮魂歌～」。三沢さんの生涯最終試合で対戦し、最後にバックドロップを放った斎藤彰俊が天国へ向け、６年間の思いを語りかける。また、丸藤正道、高山善廣、越中詩郎らが三沢さんへメッセージを届け、座談会形式で思い出を語り合う。

　懐かしい場面もよみがえる。午前８時３０分からは「緑の伝説！永遠の三沢イズム（１）２代目タイガー誕生～全日本王道名勝負」としてラ・フィエラ戦（タイガーマスク時代）、ジャンボ鶴田戦、川田利明戦、小橋健太戦を放映。午前１０時３０分からは「緑の伝説！永遠の三沢イズム（２）ノアの至宝戴冠、そして伝説へ」と題し、高山善廣戦、丸藤正道戦、森嶋猛戦、ＫＥＮＴＡ戦を放送する。

　午後０時３０分からの「緑の伝説！永遠の三沢イズム（３）ドキュメント番組　全てのプロレスファンに捧げる『緑の伝説！永遠の三沢イズム』」は、秘蔵映像がふんだんに盛り込まれる。

　１３日はノアのみならず、すべてのプロレスファンが稀代の名レスラーに思いを馳せる日となりそうだ。