宮崎は背水の覚悟「残れるか消えるか」

 「ボクシング8回戦」(9月16日、後楽園ホール)

 ボクシングの井岡ジムは13日、元世界2階級王者・井岡一翔(25)と、元WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮(25)=ともに井岡=が9月16日に後楽園ホールで、大みそかの世界戦に向けたダブルでの世界前哨戦を行うと発表した。

 昨年大みそかに減量失敗から大惨敗した宮崎も9カ月ぶり再起戦を行うことを発表し、一翔とともに会見した。大みそかの世界2階級制覇がかかる世界前哨戦。インドネシア国内ライトフライ級4位・イカル・トビダ(インドネシア)を迎えてのノンタイトル8回戦に「ボクシング界に残れるか消えるか」と背水の覚悟で臨む。

 自らの失態で周囲に多大な迷惑をかけたことで「辞めようと思った」と3カ月、ボクシングから離れた。時間をかけ自分に向き合い「自分に負けたまま終われない」と決意。会長に「もう1回ボクシングをさせて下さい」と謝罪し、リングに戻ってきた。

 「ぶよぶよだった」と63キロまで増えた体重は56キロまで減量。「男は気持ち。今は気持ちが整っている分、怖いものはない。充電期間は終えた」と強気の宮崎節は復活。「一翔にも迷惑をかけた。一緒に勝ち名乗りを挙げたい」と意気込んだ。

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