リオ五輪競歩・荒井とカナダ人選手の絆 閉会式2ショットに感動コメント相次ぐ

 リオ五輪陸上男子50キロ競歩で、日本初の銅メダルを獲得した荒井広宙と接触したとして、物議を醸したカナダ人選手のエヴァン・ダンフィーが22日、ツイッターを更新し、リオ五輪閉会式での荒井との笑顔の2ショットをアップ。これには日本人からも「お前が妨害したとかいって、マジでごめん」などのメッセージが寄せられた。

 ダンフィーと荒井はレース中、48キロ地点で接触。荒井が3位でゴールしたが「接触が妨害行為では」というカナダ側の抗議が認められ、荒井の銅は取り消された。だが日本陸連がこの裁定に抗議し、結局、荒井の銅メダルが決定。二転三転するほろ苦い試合となってしまった。

 でもそんな周囲の心配は無用だったようだ。ダンフィーは閉会式での荒井との2ショットをアップ。荒井の手にはカナダの国旗をあしらった手袋のようなものが、一方のダンフィーの手には日本の国旗があった。そして何より見逃せないのが2人の満面の笑み。「Why We Sport(我々がスポーツをする理由)」というタグを付け発信した。

 これには「ここにも新たな絆が誕生」「タグがいいな。五輪に感動する理由がここにある」「妨害したとか言ってごめん」などのコメントやツイートが寄せられていた。

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