C大阪 来季監督候補にファリアス氏ら

 クラブ史上3度目のJ2降格が決まったC大阪の来季監督候補に韓国Kリーグ浦項で09年にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を制したブラジル人のセルジオ・ファリアス氏(47)、元磐田監督で現J2京都コーチの森下仁志氏(42)らが挙がっていることが30日、分かった。

 C大阪の宮本功強化本部長が候補者リストに入っていることを認めた。複数の候補者から一本化を進めている段階で、いずれも正式オファーには至っていない。後任監督決定について宮本氏は「(J1最終節の)12月6日以降になる」との見通しを示した。

 クラブ側はこれまで、OBで前鳥栖監督の尹晶煥氏、現Kリーグ浦項監督の黄善洪氏らに監督就任を打診し、交渉を進めてきたが断念していた。

 現在指揮を執る大熊裕司監督は来季、兼任しているU-18監督への復帰が既定路線。大熊監督の実兄で前大宮監督の大熊清氏の強化部長就任が決定的となっている。清氏は現在ブラジルに滞在中で他の監督候補らと交渉を進めている。

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