【南関東競馬】タルマエがG1V10

 直線、サウンドトゥルー(左)との叩き合いで川崎記念を制したホッコータルマエ
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 「川崎記念・Jpn1」(27日、川崎)

 交流G1「第65回川崎記念・Jpn1」(ダート2100メートル)は27日、川崎競馬場で13頭によって争われ、1番人気のホッコータルマエ(牡7歳、栗東・西浦)が勝ち、史上最多となるダートG1・10勝目を挙げた。勝ちタイムは2分14秒1。2番人気のサウンドトゥルー(騸6歳、美浦・高木)が頭差の2着、3番人気のアムールブリエ(牝5歳、栗東・松永幹)が3着に入り、JRA勢が上位を独占した。

 レースはサミットストーンがハナを切って主導権を奪い、マイネルバイカが2番手につける展開。ホッコータルマエは4番手、サウンドトゥルーは5、6番手の内々につけるポジションから追走した。2周目の3コーナー手前から早めに動いたサウンドトゥルーが、ホッコータルマエの直後まで迫るとペースが一気に上がった。

 最後の直線ではサミットストーンが懸命の粘りを見せるも、残り150メートルあたりからは内のホッコータルマエ、外のサウンドトゥルーとの激しいマッチレースに。グイグイと追い込むサウンドトゥルーの猛追を、しぶとく振り切ったホッコータルマエが先頭でフィニッシュ。川崎記念3連覇を達成するとともに、ダートG1V10の金字塔を打ち立てた。

 手綱を取った幸は、「なかなかG1・10勝目ができずに馬に迷惑をかけて、自分でもモヤモヤしたものがあった」と昨年6月の帝王賞(大井)以来の勝ち星にホッとした表情。「最近ずっと負けてるサウンドトゥルーを気にしていたが、最後はかわされそうになってもう1回踏ん張ってくれた。すごい馬です。G1・10勝目を待ちわびてくれたファンの皆さん、ありがとうございました」と喜びを語った。

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