【大阪杯】ルメールがラキシスで重賞V

 「大阪杯・G2」(5日、阪神)

 待望の“JRAデビュー”を迎えたその週にいきなり決めた。4番人気で昨秋のエリザベス女王杯馬ラキシスがV。デビュー前夜の調整ルームで外部と接触(ツイッターを配信)したとして騎乗停止処分になり、1カ月遅れで4日にJRA所属騎手としてデビューを迎えたクリストフ・ルメール騎手騎乗が見事に重賞Vを決めた。

 注目の断然人気馬キズナが後方から4番手を追走。その直前を進むと、抜群の手応えで4角から外を進出したキズナとは対照的に、内からスルスルと鋭進。一気に抜け出すと、外から迫るキズナを最後まで寄せ付けることなく2馬身差の勝利を決めた。この勝利でラキシスは天皇賞・春(5月3日・京都)の優先出走権を手にした。 殊勲のルメールは「最初の週に勝ててうれしい。(けがや騎乗停止で)4カ月ぶりにレースで乗ったけど、素晴らしいですね。キズナはいい馬だけど、馬場がきらいだったかも。ラキシスはこういう馬場好きですね」と日本語でインタビューに答え、笑顔を見せた。

 キズナは2着に敗れ、骨折明けの京都記念3着に続く敗戦。3着には6番人気のエアソミュールが続き、昨秋の天皇賞馬でこの後は英国遠征を予定するスピルバーグは、最後方追走から伸びたが4着までだった。

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