ロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音（２７）との不倫騒動の渦中にあるタレント・ベッキー（３１）が、司会を務めているフジテレビ系の生番組「にじいろジーン」（土曜、午前８・３０）への出演を３０日から当面見合わせることが分かった。制作する関西テレビが２９日、発表した。

　同局は報道各社にあてたファクス書面で「『にじいろジーン』でＭＣを務めていただいておりますベッキーさんですが、所属事務所のサンミュージック様から申し出があり、協議の結果、１月３０日の放送より当面の間、番組出演を見合わせる運びとなりました」としている。

　同局関係者によると、ベッキーの事務所からは、土曜朝の生番組で、大阪からの放送であることもあり、司会を担うことが現状の体力的にも難しい旨の申し入れがあったという。

　番組は３０日以降、ベッキーの代役は立てず、山口智充、ガレッジセールらレギュラー陣で番組進行するという。

　同番組を巡っては、２２日に関西テレビの福井澄郎社長が、４月改編以降の番組継続方針を打ち出し、ベッキーの降板について「考えていない。プライベートの問題と、テレビの出演は切り離して考えている」と語り、継続起用を明言していた。

　同局はベッキーに関して、この日の段階では「当面は出演見合わせることになります」と説明し、降板扱いではないとしたが、復帰時期などは未定で、今後は流動的とみられる。