８月２５日に道路で転倒し、右脛骨（けいこつ）・腓骨（ひこつ）骨折で全治２カ月の重傷を負っていた女優の栗山千明（３０）が３１歳の誕生日となる１０日、都内で行われた映画「図書館戦争　ＴＨＥ　ＬＡＳＴ　ＭＩＳＳＩＯＮ」の初日舞台あいさつに登壇。転倒翌日の８月２６日に手術を受けてから初めて公の場に登場した。

　主演のＶ６・岡田准一（３４）らは劇場後方からの姿を見せたが、栗山とエスコート役の福士蒼汰（２２）だけはステージ横からの登場。すでにギプスを外し、普段は松葉づえで移動しているが、福士の腕に手を絡ませ、ゆっくりと階段を上った。

　ロングスカートで足元を隠した栗山は「足を骨折してしまったので、今日はここにみなさんと立てるか心配していたんですけど、福士さんに助けていただいて、壇上に上がれてうれしく思います」と笑顔を見せた。

　劇中で栗山演じる図書隊員に車イスを押してもらっていた石坂浩二（７４）も「ここ（ステージ）が平らだったら、栗山さんを車イスに乗せて、私が押して、ご恩を返せたんじゃないかと思ったんですが」と笑わせた。