日テレ社長 自民党議員の発言に不快感
日本テレビの大久保好男社長(64)は29日、都内で定例会見を開き、今月25日の自民党の勉強会で議員から報道規制の発言があったことに触れ、「自民党はどうなっているのか」と述べた。
同党の議員から「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけてほしい」とのマスコミ弾圧の発言が飛び出したことについて言及。
同社長は「言論、表現の自由は民主主義の根幹。こういうものを否定する言動は、やはり容認しがたい」との考えを示した。
さらに、自身も長く政治記者を務めていたこともあり「自民党の議員からこういう発言が出ることは信じられない」とし、「自民党はどうなっているのか、というのが率直な思い」との思いを明かした。