【西山秀二氏の眼】殴られにいくようなリードが気になる 阪神バッテリーのHR打たれすぎ問題
阪神は21、22日のDeNA戦で連敗を喫した。2戦連続の投壊で計23失点だったことについて、デイリースポーツ評論家・西山秀二氏(58)は「不利な状況でも内角を要求する」と感じたことを明かした。
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自ら殴られにいっているようなリードが気になっていた。ここ数試合は不利な状況でも内角を要求する坂本を危なっかしいなと感じて見ていた。阪神打線の本塁打数は16本。対して阪神投手陣の被本塁打は19本。打たれている本数の方が多い。
点差やカウントなど自分たちが有利な状況ならインコースで攻めていい。ただ、不利な時は打者の反応など、よほどの根拠がない限り内角を使うべきではない。顔を出したらいけない時に顔を出したら殴られる。引かなければならない。配球の基本はアウトローだ。
昨シーズンなら抑えられた。石井、及川といったボールに力のある投手なら球威で押せるからだ。WBCで侍ジャパンの投手陣を受けてきた影響もあるかもしれない。
ただ、今年は投手陣、特にリリーフ事情が違う。22日・DeNA戦で先発した茨木や2番手で登板した石黒ら経験の浅いメンバーがいる。主戦級投手と同じリードというわけにはいかない。
その一方、攻めていい状況なのに変化球で逃げるといったリードも見受けられる坂本だが、配球の基本的な考え方を整理すれば大きなケガはしないはず。この日、梅野が1軍に合流した。伏見もおり経験のある3人による相乗効果に期待したいところ。また、現状は左のリリーフが手薄。新外国人の補強の検討も有効だろう。
