フジテレビ「笑っていいとも！」のトークコーナー「テレフォンショッキング」に２１日、安倍晋三首相（５９）が登場。３２年間続く国民的長寿番組を「やめようと思ったことは？」と安倍首相に聞かれたタモリは、「これがないんです」と明かし、「４０代ぐらいまでは何度も二日酔いで来ていた」と告白した。

　首相は、何かと短命政権が話題になる日本の国政に照らし、どうやったら３２年間も番組を続けられるのか、興味津々の様子。「今度一緒に飲みにいきましょうか」というタモリに「ぜひ。長続きの秘訣を聞きたい」と呼応。

　さらに、「３２年間でやめようと思ったことは？」とタモリに逆質問。「よーく、聞かれるんですけど、これがないんですよ。ずーっと考えても思い当たるフシがないんですよ」と意外な告白を引き出した。

　さらに、タモリは「４０代ぐらいまでは、何度も二日酔いでここ（スタジオアルタ）に来てた。酔っ払った状態で目が覚めて（番組も）上機嫌。二日酔いの時は汗をかくんですけど、（番組が）終わったら、すっきり。酔い覚ましにはもってこいの番組！アハハハ」と話し、２人で笑った。

　この日は、現役首相の初の生出演とあり、スタジオ内でＳＰが警護するなど、ものものしい雰囲気。一方で、安倍首相は「『ボキャブラ天国』のファンでした」と話すなど、お笑い好きを告白していた。